子どもが心身ともに健康であることは、家族にとって最も望まれることと思います。当小児科では、院長をはじめとしてスタッフ一同、一丸となって子どもたちが健康な生活を送ることを支援しています。
特にウイルス感染症に力を入れ、継続して病因ウイルスのリサーチを行っています。不登校、ADHD、軽度発達障害などにも関心を持ち、臨床心理士による心理相談、また管理栄養士による乳幼児健診時の栄養指導、健診も充実しています。学童については食育指導や肥満指導なども行っています。
子どもを取り巻く環境については、子どもとメディアの悪影響に気づき、地域への啓発に力を入れています。また、当院では市の委託により開設する「病児保育所」を併設しております。病気のお子様の保育をご家族に代わって手厚くお引き受けします。
平成29年10月より鈴木小児科で診療することになりました鈴木康夫です。
平成15年に山口大学小児科に入局後、済生会下関総合病院、小郡第一総合病院で研鑽を積んで小児科専門医を取得しました。広島市民病院小児循環器科に国内留学して、こどもの心臓について学び、山口大学大学院で医学博士を取得した後8年間、山口大学小児科で川崎病、心臓疾患を専門に診療、研究、教育に携わって参りました。その間大学病院での専門外来主任だけでなく、山口県内の中核病院での診療やこどもの救急搬送時のドクターヘリにも乗務しました。
これから、小児科全般、感染症、こどもの心臓、アレルギー及び、夜尿症、発達心理などを診療していきます。これまでの15年間の経験を生かし、こどもたちが大人になるまで、この地域でこどもとその家族に寄り添い、より良い医療を提供し、子育てを支援していきたいと考えております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
小児科一般診療、および発達障害の診療を行っています。ご家族に寄り添いながら、より良い診療が出来ればと思っております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
スタッフ一丸となって子育て全般にわたって相談にのり、子どもたちの健康な生活をサポートします。
昭和43年3月 | 山口大学医学部卒業 |
昭和43年4月 | 山口大学医学部小児科入局 |
昭和54年10月 | 山口大学医学部小児科助教授 |
昭和55年7月 | 山口県小野田市立病院小児科医長 |
昭和56年10月 | 鈴木小児科医院開業 宇部市 |
山口大学小児科では主たる研究は臨床ウイルス学で、多くの研究を手掛けた。
特に妊婦の風疹HI抗体のIgM、IgG抗体の検出により先天性風疹症候群を出生する可能性の有無を判断する方法を確立した。
開業してからは外来で多くの感染症を診察して、学問的考察を学会で発表した。主にウイルス感染症の病因ウイルスの検出を1990年以来継続して行っている。1990年~2007年でウイルス分離用検体5400、2009~2014年でPCR検体1500を検査施行した。また山口県の医療行政の感染症における分野に永年携わっている。
また小児科医として広範囲な分野の診療を行い、小児の発達を始めとして、食物アレルギー、喘息、中耳炎、不登校、母乳栄養、病児保育など0歳児から青年期までの成育医療に取り組んでいる。
その他多数
山口県宇部市出身
平成7年 | 宇部高等学校卒業 |
平成14年 | 帝京大学医学部卒業 |
平成15年 | 山口大学小児科学入局 |
平成17年 | 済生会下関総合病院 |
平成19年 | 小郡第一総合病院 |
平成20年 | 広島市立広島市民病院小児循環器科 |
平成22年 | 山口大学大学院医学系研究科医学専攻小児科学 助教 |
平成25年 | 山口大学大学院医学系専攻博士号取得 |
平成28年 | 山口大学大学院医学系研究科医学専攻小児科学 講師 |
平成29年10月 | 現職、山口大学医学部附属病院小児科 特命講師 |
平成31年4月 | 山口大学医学部附属病院小児科 非常勤講師 |
幼稚園、保育園での健診とは別に、年に1回保護者向けに子育て・健康について、発達、メディアの害、愛着形成などについて小児科医の立場に基づいて講話をしています。クリニック周辺にある病院併設託児所の嘱託医も数か所受け持っています。
近隣の西岐波小学校、川上小学校で、生徒の健診、職員の健診とは別にメディアの問題点、メディアリテラシーの啓発活動を永年学校に働きかけてきました。それが発展して最近は5年生を対象に授業を年1回受け持ち、主に脳の発達、働きについて講義しています。