ヘルパンギーナ

 夏季に流行する病気です。

原因

 腸管系ウイルスのコクサッキーA群、B群、エコーウイルスのいずれかによるもので、夏かぜの一種と考えてよいです。原因のウイルスはたくさんあることになります。

症状

 発熱が2~3日続き、のどの奥に小さな水ぶくれができて咽頭痛を訴えることが多く、ものが食べられなくなります。ひどい時は水分も飲めなくなり脱水症状になることもあります。

 その他、頭痛、嘔吐、下痢を伴うこともありますが、脳炎、髄膜炎、中耳炎などを併発しなければ比較的経過の良い病気です。